こんにちは、通販 眺めのいい生活サイト WEBマスター:世空です。 4月から新生活で、新しい居住地での生活が始まるという方が多いと思いますが、みなさんは引っ越しされる時、ご近所にご挨拶をしに行かれますか? 賃貸サイト・キャリルーノが2月19・20日に行った、「賃貸アパート・マンションで一人暮らしをしている20〜29歳の男女330名」を対象に、引っ越した際に隣近所への挨拶を行うかどうかのアンケートで、67%の若者が挨拶をしないという結果になっておりました。 わたし個人としては、かなり悲しい感じもしますが、今という時代を考えて、セキュリティや防犯上、あえて挨拶を行わないという判断も確かにあるだろうと思います。 しかしそういったコミュニケーション社会の先に、何があるのでしょうか? どんな豊かな明るいものが、目指せるのでしょうか? また「知恵袋」で、引っ越してきた女子学生が、知恵袋の記載者であり、質問者である、独身男性の部屋に、挨拶に来たので、その女子学生の行為が信じられないという記載がありました。 質問者である独身男性としては、一人暮らしのうら若い女性が、身辺の情報をさらすようなことをして、何か犯罪にまきこまれたらどうするんだろうという考えなのでした。 もちろん、現代の都市部を生きる、特に女性には防犯ということをしっかり考慮しなくてはなりません。 しかし、よっぽど噂にのぼるような危ない地域に住むことでなければ、・・・そのような地域を特にうら若き乙女が住まいに選択をしないと思いますが・・・、気を付けながらも、挨拶をした方が、気持ちよく過ごせると思います。 わたしたちは社会生活を営むにあたって、個人個人が状況を考えて適切な行動をしなくてはなりませんが、どういう社会が理想的であるべきか、その姿勢を持って社会を作る構成員であることも考えなくてはなりません。 要するに、大人でありましょう、ということです。 もちろん気を付けることは気を付けなくてはなりませんが、大切にしたい近隣への思いやり・ケア、道徳というものを、個人の中で、しっかり育まねばなりませんね。 今ある、状況、環境、社会の先に見えるものは、わたしたちが望むものなのか、わたしたちは、苦労やリスク、損害をこうむりながらも、その昔、未開の地を開拓して、町を築き文明の単位となる集団社会を開いてきたのは、そこに理想の臨むかたちを見出そう、作り出そうとしたからではなかったのか。 問題の視点として、大きく書きすぎたかもしれませんが、わたしが言いたいことは、そこに表現されています。 挨拶もできない、するのも考えられる、そのような社会を、少なくともわたしは望みません。 そっぽを向かれて気まずい顔をされることもあるかと思いますが、まずは自分から、何か豊かで温かいものを、挨拶という形で、相手とコミュニケーションを始める勇気と余裕ぐらいは、いつも自分の中に持ちたいものです。 このページのトップへ |