こんにちは、通販 眺めのいい生活サイト WEBマスター:世空です。
さて今日からいよいよゴールデンウィークです!!!
昨日は、疲れと興奮でなかなか寝付けませんでした!
今日は朝8時に起きて、最後の支度をしました。
こういうときに限って、ちょっとつけてみたTVでゴールデンウィークの空き巣被害といった特集をやっていたりします。
昨日からちょっと心配で、妻がお金や通帳を念のため、他の場所に隠したのですが、探そうと思えば、同じ家の中だけに見つけられてしまう確立はかなりあると思われるので、ちょっとこんな番組を出発前から見てしまうとブルーになります。
財産と呼べるものなどありませんが、小さなものでも持つがゆえの失う恐れと苦しみを抱えることは誰にだってありますよね。
そんなとき、わたしはこう考えます!
いつも整理され綺麗にしている身の回りのものが、不慮の事故や事件で減ったり失ったとしても、大事にしてきたものとくいのない十分の付き合いをしたのだから、いつもベストコンディションで管理してきたのだから、これ以上できることがないのだから、もう無駄に悩まない。
これ以上のことで何かあったら、すんなりと受け入れよう。すっきり諦めよう。いままで以上によいものを求める機会としよう。
別段、思い切った考えではありませんし、そう思う人、そして嫌が上でもそう思うしかない状況の人は多くいると思いますが、改めてなにかあるごとにきちんと認識を持つことで救われることが多いと思うのです。
もちろん失うと分かっていてそのままにしておくのは、愚行ですが。
そして先に書いたように、すぐ思えるかといえば、そこは人の弱いところで・・・。
つくづく小心者な自分をいさめながら、出発するわたしでした。
もっと純粋に喜びに満ちて、出かけられないのが残念です。
天気はいいような悪いような微妙な晴れ模様でした。
しかし革トランクのスーツケースをカラカラと引っ張って駅まで歩くわたしにとって、晴天よりはこの微妙な天気が助かります。ふぅ〜。
山梨へ向かうため中央線まで出て列車に乗ると、すぐにローカルな雰囲気に満たされます。
写真のように山梨方面に高尾駅を過ぎると、車窓からはビルが消え、緑が多くなります。
列車もわたしが子供の頃馴染んだものそのままといってもいいような感じで、窓と窓の間には、コートハンガーがあり、またトイレも車両に付いていました。
窓も開けられるようになっていて、金属のふちの部分には、さまざまな思い出やそこかしこに悪戯書き、いえ掘り込まれていました。
子供の頃にタイムトリップした情景がそこにあり、また同時に都会のイメージがどこまでも広がっている幻想のある関東で、まだこのような公共環境があるのだなと感慨深げに思ったのでした。
中央線の「大月」を過ぎ、「韮崎」という駅で乗り換えをした時、駅のホームから眺めた寂れた町並みをどこか見たことなるなぁと思っていると、2、3年前に知人と長野(だったかな?)で一泊旅行した際に、やはり「韮崎」で駅のホームに佇んだのを思い出しました。
「韮崎」は、あれからまったく変わってなく、相変わらずホームから赤い鳥居が見え寒々しい通りの様子が見渡せました。
その後電車を乗り継いで、甲府を過ぎ、小海線に乗り換えるために「小淵沢」駅へ。
この辺になると山並みがすっかり絵ハガキにあるようなアルプス山脈が見えるようになりました。
気分も雰囲気も、このあたりから観光モードといった感じです。
バスのようなワンマン電車という、よくわからない料金システムの電車に乗って、目的地の甲斐大泉へ。
列車の中で、また別料金が取られるのかなとちょっと恐れながらも、比較的空いた快適な車内から、美しい森林の眺めを楽しみました。
そうそうゴールデンウィークということで、列車内がもっと混んでいるのかなと思っていたのですが、座席に合わせてお客を入れたようなちょうどよい人数でした。
これくらいが適度に観光気分を高めてくれます。
小海線は、清里や軽井沢方面といった避暑地として有名な場所をつなぎます。
列車の車窓からも、民家に混じって、別荘が数多く見られました。
テレビで見るような、白樺の木立の中を列車が進み、昼過ぎに目的地の甲斐大泉に着きました。
わたしにとって、避暑地をイメージする代名詞である白樺がここかしこと至るところに生えています。
前もって調べておいたペンションまでの道を景色を楽しみながら、歩きました。
予約を入れたホームページの口コミでは、とにかくペンションまでの道が分かりづらいとのことなので覚悟したいたのですが、昼間ということもあってすんなり着いてしまいました。
街灯が少ないので、夜車で来られた方は、標識をすぐに見過ごしてしまうのでしょうか。
こうして3時間40分の旅を終え、15時ぴったりにペンション「乙女座宮」にチェックイン。
口コミではとにかく掃除が行き届いているということでしたが、まったくその通りでした。
ただ外観がホームページで見たものより、かなり古びており、ガレージが雑然としたままで片付いていない感じがして残念でした。
この雑然さというのは、甲斐大泉全体にどこか感じさせるものがあり、バブルが弾けたあとそのままにされたような雰囲気を感じさせるのでした。
自然自体は、とても素敵なのですが・・・。
掃除好きのわたしとしては、観光業に携わるのなら、もっとみんなで美しい環境づくりをすればいいのにと、ペンションや民家の間を歩きながら思ったのでした。
お店も、開いているのだか閉まっているのだか、分からないものが多く、たとえ開店していてもなんとなく入るのをためらうような雰囲気を漂わせています。
オーガニックの素材を使って作ったパンを売っているということで、「ごぱん」というお店をちょっと苦労して発見。
入ってみると、店内は暗く、品数はともかく、あまり商品栄えしないパンが置いてありました。
妻はパン好きなので、せっかくなので3個ほど買いました。
ペンションに戻ってから食べたのですが、確かに歯ごたえはしっかりして体によさそうです。
ただし、小さい!見栄えが悪い!値段がそれゆえ高めに思える!
素人が作っても、もうちょっと形がマシになると思うのですが。
それとも素朴感を出すための演出なのでしょうか?
ということで、安心しながら、しっかり食べれるところがなかったので、結局探したのはコンビニです。
甲斐大泉からあてづっぽうで1kmぐらい歩くと、国道に出たので、そこで思惑通りセブンイレブンを見つけたのでした。
普段、節約のためにコンビニを使うことがないので、もうこの旅行中はしっかり楽しもうとばかりに普段から食べたかったものや、ちょっと高級なビールを買いだめして、ペンションに戻りました。
コンビニでする贅沢というのもいかがなものかと思うですが、さすがセブンイレブン、品揃えのよさにノックアウトされました。
とにかく不安に何が出るかわからないレストランに入るよりは、コンビニが助かります。
ペンションに戻ってから、妻と大宴会です。
掃除も後片付け(最低限はしなくては駄目ですが)もしなくてもいい状態で、気兼ねなくお酒を楽しめるこの幸せ。
窓から外は、白樺の木立が広がり、鳥のさえずりしか聞こえません。
あきらかに普段呼吸しているものとは違う空気を感じながら、こうして旅の最初の一日を楽しんだのでした。
今日の素敵な商品の更新は以下の通りです。
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