こんにちは、通販 眺めのいい生活サイト WEBマスター:世空です。
軽井沢3日目、いよいよ今日で軽井沢ともお別れです。観光スポットが多く広く展開する軽井沢で、今回ほとんど見て回れなかったのが残念ですが、次回に期待したいと思います。
午前中、妻の腰が悪くなく体力があれば、南軽井沢へ行きたかったのですが、ここは妻の体調を優先して、初日に軽井沢プリンスショッピングプラザで見て回ったお土産を、ゆっくり買うために時間を使うことにしました。
軽井沢プリンスショッピングプラザは、朝からすごい賑わいで、妻が入店して1秒で惚れたお店「軽井沢ファーマーズギフト」と「サンクゼール」で、オリーブオイルやクリームソースなどのお土産を買いました。
とにかくこの二つのお店は、ソースやジャムなど自然食材を扱っているお店で、ほぼ全商品試食ができるとあって、たいへんな人ごみでした。何も知らないで入ったら、試食ではなくて、立派な食事と勘違いしてしまうほどの激しさで、みなさんお食べになっていました。
お店で買い物しながら気付いたことは、こちらは東京と比べて、おおむね店員のみなさんの対応が温かいということ。「ありがとうございました!」という言葉も、関東より2回は多い気がしました。
カスタマーの対応だけの話ではなく、人とのコミュニケーションを考えてみると気付かされることがたくさんあります。
その後も、他のお店でお土産を買いましたが、その中でも妻がネタ用に買ったものが、今芸能人が紹介して流行っている携帯ストラップの新種で、その名も「もっこりんご」!
にやけた顔とあそこのもっこりが人気という困ったアクセサリーです。
天気がとってもよく、お土産を買ったあと外で一休みしながら、帰りの列車のダイヤを調べると、かなりローカルなので、あと1時間ぐらいありました。
軽井沢に触れるようにゆっくりしたいと考えていたわたしは、とびっきりの環境の中で、時間を過ごすことができたのです。
軽井沢プリンスショッピングプラザは、広大な敷地の中に200近くのショップを展開しており、その中央は芝生の公園「芝生のひろば」となっています。
そこで寝そべって、自然の息吹を感じ、軽井沢最後の時間を過ごすことにしました。
この絵画のような美しい自然をご覧下さい。まさに自分がその中にいることが、最初違和感を覚えるほどの天国だったのです。
自然というものを考えるとき、人それぞれ思い浮かべるイメージがあります。自然とは本来、人間にとって快適だけなものでない厳しい環境です。
このような公園にある自然(これを自然と呼べるかは人によって意見が異なると思いますが)は、人間に最適化されたものです。
手を加えた環境の方が、人にとって過ごしやすい場合であることが多いと思います。
自然の解釈の問題はおいて置いて、ここはまさしく天国でした。軽井沢初日の夕暮れに来たときは、信じられないほどに寒さ冷たさで生きた心地がしなかったので、それが信じられないような変わりようです!
わたしと妻はみずみずしい芝生の上にのんびり寝そべって、風と光と緑の中で、軽井沢最後の時間を心行くまで過ごしたのでした。
そして時間は来たれりで、軽井沢駅へ向かいました。写真は軽井沢駅前のロータリーの眺めです。
名残惜しい陽気な空の下、軽井沢をこうして後にしたのでした。
今回の旅で、わたしにとっての軽井沢は、教会と軽井沢プリンスショッピングプラザの「芝生のひろば」でした。
教会は昔ながらの軽井沢の佇まいと感じさせ、「芝生のひろば」は最新のスポットにありながら、皮肉にもゆっくりと軽井沢の空気と光、緑を感じるには最高の場所でした。
今度は南軽井沢で、そこに多く集まっている博物館や美術館を巡りたいと思っています。
その時まで、さようなら!軽井沢!
帰りの小海線は、とてものんびりと、そして中学生でにぎやかでした。
こちらの地方では、桜がこの時期に満開で、いろいろなところで最後の盛りを迎えていました。
写真は、「北中込」という無人駅ですが、どうですか!見て下さい!この詩的な情景を!!!
こういう景色が日本的な正統な発展のもとに見られる、美しい景色と呼べるのではないでしょうか。
こうして旅の最後は、桜に祝福されるようにして、その行程を終えたのでした。
帰って気が付いたことがあります。
わたしたち夫婦が住んでいるところは、ゴミもなく賑やかなスポットこそないものの、とっても整理整頓された美しい地域であることを。
軽井沢は確かに有名な避暑地であり観光地でしたが、家々の佇まいや家周りの手入れは、はるかにわたしたちが住んでいる地域の方がきちんとされており、それを考えると観光地としてのネームバリューに甘えているところを軽井沢に感じてしまいました。
全国で同じものが流通して、モダンできれいな独特な建物やスポットが増える中、昔ながらの観光地は向上の姿勢を無くしては、みなから興味を持たれなくなるでしょう。
たしかにペンションのような造りの建物は、一昔前までは観光地ならではものでありましたが、いまでは様々な業種で生産性が上がり、普段の建物にもより綺麗な物件が普通に見られるようになりましたから。
軽井沢に行って、改めて自分たちが住んでいる地域の優秀性に気付かされたのでした。
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