こんにちは、通販 眺めのいい生活サイト WEBマスター:世空です。
週明けから、早速(?)、オークション落札品の受け取りに行ってきました。
大きな大きなロココ調のミラーで、縦111cm・横76cmもあります。
そのため配送費が、3550円もかかるというため、5250円で落札したミラーに、その配送費をかけたくなかったため、なんと袋を持って受け取りに行くことにしたのでした。
もし気に入らなかったことを考えると、落札価格に高い配送費用を上乗せしたくなかったのです。
こうして久しぶりに東京都武蔵野市まで、一人旅に出かけました。
朝、出勤のために一緒に出かけた妻は、心配そうに、気遣ってくれました。
・・・当たり前だと思います。
そのミラーを出品したお店は、わたしが降りる駅から5km離れていて、その距離をわたしは歩いて行き、そしてその鏡を担いで歩いて駅まで戻ろうというのですから。
体力的にどうなのか?迷うことはないのか?ということは、まったく心配していなくて、ただ面倒な気持ちが一番大きかったという、困ったわたしなのでした。
そうして出かけ、いいお天気の中、汗をダラダラかきながら、お店へ行き、そして何食わぬ顔で、お店からミラーを大きなパネル用の袋に入れて、肩にかけて目的の駅まで歩いたのでした。
熱さとまっすぐ過ぎる道の単調さに苦しんだものの、行きはなんとか順調にたどり着き、無事にお店でミラーを受け取ったのですが、さすがに帰りはつらすぎました。
たまたまぎりぎり用意してきた袋に、ミラーが押し込めたから良かったものの、そうでなければ肩にかけて運ぶことができず、さらに苦闘したにちがいありません。
いつに無い重さが体にかかり、すぐに足の裏が痛み始め、駅に着く最後の10分間は、もう鏡をどこかに置き去りにしようかと思ったほど・・・。
もう一歩あるける、もう一歩あるける、と自分を励まして、全身汗みずくになって、足の裏の痛みを騙し騙し歩いて、ようやく駅について、電車に座れて一息ついたのでした。
汗の量は、相当あって、2、3リットルは出たのではないでしょうか。
そうしてなんとか無事にミラーを住まいに運び入れたのですが、正直、お店でミラーを受け取ったときは、あまり素敵に見えずに、これから待つ労働にちょっとため息だったのですが、リビングで梱包を解き、とりあえず壁にかけ掛けて見ていると、とっても住まいにマッチして、豪華な演出になっていることに、ようやく気付きました。
それでなんとかこの労働も報われた気分で、さっそくミラーをお風呂で洗浄したのでした。ちなみに我が家に、何かが外から持ち込まれると、必ず洗われるはめになります。
ミラーもやさしく丁寧に洗うと、どす黒い水がそこら中に・・・。もちろん水が浸み込んでしまったので、裏パネルまで取って、しっかり水拭きしました。
また塗装の剥げが、多くあったので、リキテックスという画材で、色を補修しました。
帰ってきてから、シャワーを浴びず汗だくのまま、そんなことをして、なんとか掃除と補修を終えて、立派なミラーにすると、すっかり日が暮れていたのでした。
体の筋肉は、いつにない労働と満足感、そしてとてつもない疲労感で、ぱんぱんになっていて、ようやくすべてを片付けた後に、気持ちよくお風呂に入ったのでした。
どうですか?このわたしのすさまじいオークション魂は!
写真は先日届いたオークションで落札した「熊の木彫り」です。
妻に言わせると民芸品でしかないそうなのですが、わたしにはインテリア雑貨としての立派な骨董品です。
顔がとっても愛嬌があるんですよ。民芸品によくある黒光りしている熊ではなく、木肌に灰色といった珍しい木彫りの熊なので惹かれました。
毛並みを表現する彫りにも迷いがなく、かなり手馴れた仕事だということがわかります。
1頭あると2頭、3頭と欲しくなるのですが、妻の視線が怖いので、とりあえずこの熊だけにしておこうかと。。。
このページのトップへ
|