こんにちは、通販 眺めのいい生活サイト WEBマスター:世空です。
今日は出勤シフトの関係で、妻は仕事に出かけました。
わたしは週末恒例の掃除&洗濯を、一人で行いました。明日たった一日だけの休みを妻にはゆっくりと過ごして欲しかったので、今日中に一人でも済ませておこうと思ったのでした。
一人で仕事の考え事をしながら、もくもくと掃除をするのも悪くありません。
ついでに普段しないようなところまで、考え事に専念しながら掃除してしまいました。
いつも二人でしている掃除を一人ですると、余計なところまで掃除したせいもあって、すっかり午後を回ってしまっていました。
かかった時間に呆れながら、最後は自らを綺麗にするべく、お風呂にゆっくりつかりました。
お風呂と読書の時間を兼ねることが、当たり前となっているわたしは、今日も読んでいる途中のゾラ作「ナナ」をお風呂に持ち込んで、しっかり汗をかきつつ読書をしました。
最近、珍しく青年の頃に読もうと思ったまま、読まずじまいになった純文学を、たいくつなくだりとたまに感じつつも、読み込んでいます。
昔、どんな本でも新鮮な気持ちで向かい合うことができたようにはいかないため、特に何故に忙しいのに、こんな古臭いものを読んでいるのだろうと思ってしまうのですが、作品そのものに浸りたいというよりは、あまりいい読み方ではありませんが、何故この作者の作品が世界に知られる純文学作品として世に位置づけられているのか、それを感じたい、わかりたいと思って読んでいるのでした。
ゾラの「ナナ」は、ブルジョワジーの社交界のふるまいが詳細に描かれて、その部分が個人的には、単なる金持ちの秘め事がただ延々と書かれているだけのように感じられ、たいへんつまらなく思いつつも読み進めていたのですが、今日読んでいるあたりから、少し作品に感情移入できるようになり、なんとか最後まで読了できそうに思いました。
人の「おろかしくも可笑しい有様」は、はるか昔の社会から完成していたことに、改めて気付かされるのでした。
そうして本を読みふけっているうちに、たっぷり汗をかき、外はすっかり日が暮れていました。
今日は妻が同僚と飲み会ですので、帰りはかなり遅くなるので、一人で夕食をしなくてはなりません。
といっても、昨日妻が用意してくれていたものを電子レンジでチンするだけで、後は好き勝手にテレビを見つつ、ビールを飲むだけですので、至って気楽なものです。
そうして食べ飲んで、すっかりいい気分のまま、ソファの上で寝てしまったわたしは、妻が帰宅した玄関の音で目を覚ましたのでした。
飲み会のお土産として、お酒を持って帰ってくれました。
なんでもこのお酒は、宮崎駿監督のご親戚が運営されている旅館「陣屋」オリジナルとのこと。
徳利と酒枡がギフトボックスに入ってセットになっていました。
さっそく試飲してみると、あっさりとして飲み口さわやかで、おいしく頂けました。
明日は、フッフッフッ・・・さらに楽しい酒盛りが出来そうです。
これが陣屋のお酒「初陣の誉」です。
お酒はさっぱりとして普通においしく頂きましたが、お土産として持って帰ってきた妻の話で一番のポイントが、このお酒を販売している旅館「陣屋」にあります。
その陣屋ですが、女将がなんでも宮崎駿監督のいとこに当たられ、監督も幼少時代に庭園で遊んだとか。
またそのため、この旅館が、監督の作品「千と千尋の神隠し」に描かれているお湯屋のモチーフになったとも言われています。
妻はその陣屋で開かれた懇親会に出席したのですが、残念ながら仕事の終わりに出席したので、温泉には入れませんでした。
今度、二人でゆっくりと浸かりたい気分です。
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