さまざまな流派(?)がある呼吸法ですが、たいだいにおいて呼吸の過程は、共通しています。
- 鼻から息をゆっくり吸います。
- 丹田を集中して、そこに吸った空気を送り込むように意識します。
- 息を吐きます。
わたしが行っている呼吸方法は、次のページでご紹介しますが、呼吸を行うにあたり、わたしが最も参考にしたものは、塩谷信男医学博士の呼吸法『正心調息法』というものです。
読んで字のごとく、それは「まず正しい心で呼吸法に入り、調整された呼吸を行う」という呼吸法です。
この呼吸法が有名であり、効果があるとされるところは、これによて健康になることを目指すことはもちろんですが、医者さえも見離す重病・原因の不明な難病や、生活の中でのさまざまな願望を実現をする健康法であるとされているところです。
方法を簡単に説明すると、正しい心持によって、「鈴の印」と呼ばれる形で両手を組み、呼吸に入ります。息を吸うときといったん止めるときに、内観と想念を行います。ここでも丹田に意識をして行うのがポイントとなっています。そして静かに鼻から息を吐き出し、そのあと息を整えるため、小さな呼吸を一つします。これを25回くらい繰り返し、最後に丹田に意識を置いて、普通の息を10回ほど行ないます。
この「正心調息法」で望みどおりの効果が出た・出なかったと、知りえた結果はまちまちなのですが、病気が治った・願望が叶えられたという人々に共通することとして、わたしも納得できるのですが、『純粋に信じた』というところが絶対の条件になっているように見受けられます。
確かに信じること、信じきることができれば、つまり自分の世界では信じる結果以外存在していませんから、その境地にある『純粋に信じる心』は、現実の世界に計り知れない願望の実現をもたらすのです。これは自分のいままでの体験からも、間違いないと言うことができます。
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