冷蔵庫
室内温度を季節によって、適度に調整しましょう。冬なのに、かなりの低温にしても、もったいないだけです。また冷気を逃がさない工夫として、冷蔵庫用ビニールカーテンを付けましょう。100円均一ショップで、手軽に用意できます。
熱いものは冷ましてから、入れるようにします。また詰め込みすぎも、よくありません。よく飲むもの、たとえば夏の麦茶などは、カラフェなどの保冷ポットなどに移し、冷蔵庫の開け閉めしなくてよいようにします。さらに健康のことを考えると、冷たいものをとりすぎるのは良くありませんので、最初からなるべく冷たい飲み物を作らなくていいように、家族で食生活を意識合わせする手もあります。
エアコン
まずストレスにならない程度にですが、なるべく使いません(笑)。冬はなるべく着こんで過ごし、夏はなるべく風通しのよいファッションを心がけます。これは健康にもいいことですね。
過ごしやすくて使うことのない春・秋の季節は、電源プラグを抜いて、待機電力がかからないようにしましょう。
使用する際には、なんといってもフィルターの掃除をしてから使用するように心がけましょう。フィルターの目が詰まると、熱効率が悪くなって電気代が余計にかかりますし、またエアコンが吸い込んだ、ホコリや風邪などの病原菌、さらにフィルターに繁殖したカビまで、部屋に撒き散らすことになります。そして妊娠中の母体がその空気を吸い込むことで、生まれる赤ちゃんがアトピーを初めとするアレルギーになる恐れもあります。
□ エアコン
季節の変わり目で、久しぶりに使う際は、必ずフィルターのホコリやカビをチェックしましょう。フィルターが目詰まりしているエアコンと、フィルターをきれいしたエアコンとでは、年間で1.68kWhの電気使用量で、約40円の節約となります。
できるなら内部洗浄もきちんとしておきたいものです。簡単にするのなら、市販されているスプレー式洗浄剤で、適時洗浄します。
ホコリが多く、臭いがきついときなど、1ヵ月に一回程度行い、また常に部屋がきれいでも1シーズンに1回は行いましょう。そして常にきれいな空気を体内に取り入れられるように心がけましょう。
□ 設定温度
設定温度は、冬は20度、夏は28度を目安に奨励されていますが、実際のところそれでは、寒かったり熱かったりです。冬は絨毯やラグをひいて、そして靴下や服を厚めにし、夏は、リネンなどの涼しい素材で胸元が開いたファッションで、扇風機などで風を循環させるなど、生活用品を組み合わせたり、着るものを工夫したりしましょう。カーテンも、思ったよりは効果を発揮しますよ。
□ 電源プラグ
プラグは、エアコンを使わない季節は、待機電力がもったいないので、必ず抜いておきます。プラグをつないだままだと、待機電力が1日62Wh使われています。オフシーズンを84日として考えると、5.2kWhの使用量で、約120円分を消費していることになります。
□ タイマー
タイマーを設定して、快適な室温の中で賢く過ごすことも大切です。部屋に帰ってきたとき、タイマーで適温になっていれば、冷たく寒々しい思いも、不愉快で蒸れるような暑さを味わうことが無くなります。そしてそこでエアコンを止め、できるだけ余熱で過ごします。
単純な稼働時間だけではなく、自分がいる時間にいかに快適な時間をマッチングさせるか、計算するクセを付けたいものです。
□ 運転時間
運転時間ももちろん節約することが、最大の効果を発揮します。エアコン2.2kwで、1日の使用時間を1時間短縮すると、 暖房(設定温度:20℃) : 年間 約1170円節約。 冷房(設定温度:28℃) : 年間 約640円節約。
□ ルーバーの向き
空気の流れの向きを調整するルーバーにも、注目です。いつも同じ方向で使うのではなく、夏は冷たい空気が上の方に流すように上向き、冬は足元に暖かい空気を流すように下向きで角度を付けます。冷たい空気は上から下へ下がり、暖かい空気は下から上へ行くという特徴を利用しましょう。
□ 室外機
それから室外機にも、注意です。室外機のファンの周りに、さえぎるようなものをおいていませんか?
□ ドライモード
それからちょっとした小技ですが、暑いときには、ドライモードが結構使えます。湿気を取るためのモードですが、運転時に冷たい空気を出るのを利用します。ちょっと冷やしたいときに使うと便利ですが、最近のエアコンには、ドライモードのとき、冷えないものが増えていますね。
炊飯ジャー
保温入れっぱなしにしていませんか?7時間保温すると、1回ご飯を炊くのと同じくらいの電力がかかるといわれています。1日に何度も炊くよりは、まとめてたくさん炊いておき、おひつに移して食事のつど温め直せば、とてもおいしくいただくことができます。試してみて下さい。
またラップに包んだり、タッパーに入れて、冷凍保存をすると、1ヵ月近く保存できます。冷凍保存したご飯を食べるときは、電子レンジでチンすればOKです!
電気ポット
使わない時間が長いとき、保温状態にしっぱなしはもったいないです。電源を抜く時間帯を作りましょう。
こたつ
家具の中で、忘れられようとしている感のあるこたつですが、身体の芯から安らいだ独特の暖かさを与えてくれますね。設定温度は、「中」で使用しましょう。「高」と「中」では、電気使用量がまったく違ってきます。
そして掛け布団をしっかり重ねて使うことで、熱が逃げず無駄な消費が抑えられます。温度を「強」から「中」に下げると、1日5時間の使用で、年間48.95kWHの電気の省エネとなり、約1130円の節約になります。
上掛け布団と敷き布団を併用した場合と、しなかった場合は、1日5時間の使用で、年間48.95kWHの電気の省エネとなり、約750円の節約です。
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